問題設定:効用 U=X·Y、所得 M=120、Y財価格=1。X財の価格が 3 → 1.5 に下落すると、最適な消費点はどう動く?
予算線が回転し、より高い無差別曲線へ移る様子を確かめよう(このタブでは価格効果の全体を見る)。
📉 予算線と無差別曲線(縦軸=Y財・横軸=X財)
予算線無差別曲線
📋 価格効果の基本
| X財の価格 | X財の需要 |
| E₀(当初) | 3.0 | 20 |
| E₁(価格下落後) | 1.5 | 40 |
| 価格効果 | ↓ | +20 |
💡 試験でのポイント:予算線は「所得で買える組合せの限界」。X財が安くなると予算線のX切片だけが外側に広がって回転する(Y切片120は不変)。
消費者はより高い無差別曲線に接する点へ移り、X需要が増える。この全体の変化が価格効果。次のタブでこれを2つに分解する。
問題設定:価格効果(X 20→40)を代替効果と所得効果に分ける。
スルツキー:新価格で「もとの点E₀をちょうど買える」補償予算線を基準にする。
✂️ スルツキー分解(縦軸=Y財・横軸=X財)
予算線補償線無差別曲線代替効果所得効果
📋 スルツキー分解のまとめ
| Xの動き | 意味 |
| 代替効果 | 20→30 (+10) | 相対価格の変化 |
| 所得効果 | 30→40 (+10) | 実質所得の変化 |
| 価格効果 | 20→40 (+20) | 合計 |
💡 試験でのポイント:代替効果は必ず価格と逆方向(価格↓→その財の消費↑)。
スルツキーは補償予算線を「もとの点E₀を通る」ように引く(=もとの購買力を維持)。
正常財では所得効果も同方向なので、代替+所得がともにXを増やす。
使い方:代替効果は常に価格と逆方向(価格↓でX↑)。一方 所得効果の向き・大きさは財の種類で変わる。
下のボタンで正常財/劣等財/ギッフェン財を切り替え、価格効果(=需要曲線の傾き)がどう決まるかを見よう。
📋 財の分類(直前チェック)
| 財 | 代替 | 所得 | 価格効果 | 需要曲線 |
| 正常財 | + | + | 大きく増 | 右下がり |
| 劣等財 | + | −(小) | 増(小) | 右下がり |
| ギッフェン財 | + | −(大) | 減 | 右上がり |